便秘解消と毎朝快便方法!
今回は便秘を解消して、毎朝を快便にする方法の基本的な考え方についてです。
まずは、どのサイトにも書いてありますが、朝食をきちんと摂取することです。
ダイエットなどのために朝食を抜く人が多いようです。このことは、かえって便秘を悪化させてしまうのです。
胃や腸の中に内容物がない状態でも、胃や腸は活動をしています。この運動を蠕動運動といいます。この運動によって、消化管の中にある食べカスや老廃物などを肛門の方へ押し出していくのです。
朝食を摂ることで脳からの指令が活発になります。そして、この蠕動運動がより盛んになることで、便意を感じるようになるのです。
ダイエットや朝が忙しいという理由によって、朝食を抜くことで、便として出るものが少なくなります。その上、蠕動運動が活発化しません。この悪循環によって、朝食を抜くことはかえって便秘を悪化させることにつながるというメカニズムなのです。
朝に時間がない人は、バナナとヨーグルトだけでも最低限の食事として、摂取するように心がけることです。
バナナには食物繊維が豊富に含まれます。ヨーグルトには腸の働きを高める乳酸菌が豊富に含まれているからです。
起床後にコップ1杯程の水を飲むことで便秘解消につながると言われています。コップ1杯の水の量とはとは300から400mL程度の量です。
冷たい生水の方が効果的だと言われています。しかし、便秘の原因が冷えの場合には、逆効果になることもあるそうですので、注意が必要なようです。
水が空っぽの胃を刺激して、大腸の蠕動運動が活発になるというメカニズムです。
また、便の元ができるには、水分や食物繊維が必要になるからです。
1日に1.5から2L程度の水分を、こまめに分けて摂取するようにしましょう。
水を飲んでも、約90%は小腸で吸収されてしまいます。約10%の水が大腸にまで届くのです。
さらに、大腸で水分が吸収されます。ですから、便に吸収される水分はとても少なくなってしまうのです。
このため、摂取する水分が少ないと、便が硬くなってしまうというメカニズムです。
さらに、食物繊維を摂取することも便秘解消のためには有効な手段です。
厚生労働省では健康のために成人男性で1日に24から26g、成人女性で1日に19〜20gの食物繊維の摂取を勧めています。
わかりやすく、1日25g以上を目標に摂取することを目指してみてはいかがでしょうか?
最近の日本人の食物繊維の平均摂取量は1日に14g程度と言われています。
そして、夕食は寝る前の2から3時間前には済ませるこです。
寝ている間には、モチリンという消化管ホルモンが腸の蠕動運動を活発にします。そして、内容物を肛門の方へ押し出していくのです。
このモチリンは、胃腸が空にならないと腸から分泌されない仕組みとなっています。
このため、寝る前の飲食は便秘解消にはなりません。このことは注意しておきましょう。
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