膝に水がたまる症状の原因や自然治癒など対処法について
膝が痛くなる原因に、水がたまるということがあります。
関節は関節包というものに包まれています。
関節包の中には滑液というものがあります。
滑液は軟骨の栄養源になるものですが、関節に炎症が起こると多く分泌されます。
これにより膝に水がたまるのです。
炎症の他に、軟骨のかけらが関節内にあると、それを異物とみなし、滑液を増やして洗い流そうとします。
膝に水がたまると、関節内部の圧力が高くなり不安定な状態になります。
滑液に圧迫されて血流が悪くなり痛みが出ます。
動くと痛いので動かなくなり、さらに血流が悪くなり、痛みが出て、滑液も増えるという悪循環になってしまいます。
膝に水がたまる原因である関節の炎症は、加齢による関節の劣化によって起こります。
クッションとなる軟骨が減り、骨同士がぶつかることで炎症が起こったり、軟骨の破片が炎症を起こしたりします。
また、リウマチなどの病気や、ケガや運動で膝を酷使することでも炎症が起こります。
膝に水がたまる症状は自然治癒できるかというと、放っておくだけでは悪化してしまうことがあります。
ですが自然治癒を促す方法はあります。
まずは、アイシングや湿布です。
氷水をつかって10分から15分冷やすことを繰り返します。
膝に水がたまるということは、血流やリンパの流れが悪くなっているので、太もものマッサージも有効です。
その他にツボ押しや、ストレッチなどもあります。
ただし、痛みがあるときはこれらの方法は逆効果になることがあります。
また、症状が続き、自然治癒が見込めないときは病院を受診するべきです。
病院ではまず、注射器などで水を抜きます。
抜いた水の色などから、炎症の原因を調べます。
水を抜くことで一時的に痛みが和らぎます。
その後、痛みを和らげる薬や、関節を再生する薬などを使用し治療していきます。
関節が変形していることが原因の場合、人工関節に置き換える手術をする治療法もあります。
以上の対処法がありますが、膝や太ももの筋肉を鍛えておくことで予防もできます。
記事の内容は気に入っていただけましたでしょうか?
もしも当記事を読んで気に入って頂けましたら、 ソーシャルメディアボタンで共有して頂けますと非常に嬉しいです。
関連ページ
- 打撲など膝に水がたまる原因と対処法について
- 便秘の原因や症状や便秘改善や便秘解消方法あれこれです。
- 打撲など水がたまる原因と症状と治療法について
- 便秘の原因や症状や便秘改善や便秘解消方法あれこれです。
- 膝に水がたまる原因と治し方
- 便秘の原因や症状や便秘改善や便秘解消方法あれこれです。
- 膝に水がたまる際の自然治癒法と改善するには
- 便秘の原因や症状や便秘改善や便秘解消方法あれこれです。
- 肘、膝、足首などに水がたまる原因と治療について
- 便秘の原因や症状や便秘改善や便秘解消方法あれこれです。